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2026年7月28日(火)16時27分頃に熊本県熊本地方で発生した「令和8年熊本地震」により、熊本県内の港湾施設やフェリーに被害が確認されている。

国土交通省が同日21時30分までにまとめた情報によると、八代港では岸壁背後に段差が生じたほか、液状化と2カ所の陥没が確認された。熊本港では、フェリーへの車両や旅客の乗降に使用する渡橋が損傷し、使用できない状態となっている。

港湾で観測された最大震度は、三角港が震度7、八代港、日奈久港、鏡港が震度6強、姫戸港、合津港、上天草港が震度6弱だった。震度4以上を観測した港湾は計98港に上る。

熊本県内のそのほかの港湾については、被害状況の確認が続けられている。熊本県外の港湾は、1次点検の結果、異常は確認されていない。

海事関係では、熊本県内のフェリー事業者が運航する船舶で船体の損傷が確認されたが、人的被害は報告されていない。熊本県と長崎県を結ぶ1事業者1航路では運休が発生している。国土交通省の発表では、被害を受けた船舶や運休航路の名称は明らかにされていないが、熊本~島原を結ぶ熊本フェリーが「地震による船体修理」を理由に7月29日(水)13時台の便までの欠航を公表している。

また、熊本県内の一部造船会社では、工場の壁にひびが入る被害が確認されている。

海上保安庁は、巡視船艇と航空機による被害状況の調査を実施しており、28日夜までに海上での被害情報は確認されていない。一方、八代港湾合同庁舎では外壁が剥がれる軽微な損傷、三角港湾合同庁舎では屋内壁面の亀裂と天井からの漏水が発生した。いずれも施設の利用や業務に支障はないとしている。

このほか、芦北町の佐敷港にある計石西防波堤灯台で傾斜が確認された。

地震の規模はマグニチュード7.1、震源の深さは16kmの暫定値。宇城市と氷川町で震度7を観測した。有明・八代海には16時29分に津波注意報が発表されたが、18時10分に解除されている。

港湾・フェリーなどの被害状況

区分港湾・施設等被害・運航状況備考
港湾施設八代港岸壁背後に段差が発生したほか、液状化と2カ所の陥没を確認震度6強を観測
フェリー施設熊本港フェリー渡橋が損傷し、使用できない状態フェリーへの車両や旅客の乗降に使用する設備
船舶熊本県内のフェリー事業者運航船舶の船体に損傷人的被害なし
フェリー航路熊本県〜長崎県1事業者1航路が運休
造船所熊本県内の一部造船会社工場の壁にひび割れ
海上保安庁施設八代港湾合同庁舎外壁の剥がれなど軽微な損傷施設は利用可能
海上保安庁施設三角港湾合同庁舎屋内壁面の亀裂と、天井からの漏水を確認業務への支障なし
航路標識佐敷港 計石西防波堤灯台灯台の傾斜を確認芦北町
港湾点検熊本県内のその他港湾被害状況を確認中三角港で震度7、八代港・日奈久港・鏡港で震度6強を観測
港湾点検熊本県外の港湾1次点検で異常なし震度4以上を観測した港湾は全体で98港
海上の被害周辺海域海上保安庁の巡視船艇・航空機が被害状況を調査7月28日夜までに海上での被害情報なし

被害状況は国土交通省が2026年7月28日夜までに確認した速報で、今後の調査により変更される可能性がある。



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港湾
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