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防衛省は2026年8月4日(火)、令和8年熊本地震に伴う災害派遣活動として、PFI船舶「はくおうII」が熊本県八代市の八代港に入港したと公表した。同港では、海上自衛隊の輸送艦「くにさき(LST-4003)」も入浴や洗濯、充電などの生活支援を継続している。

「はくおうII」は、防衛省がPFI方式で契約している民間船舶。被災地の生活支援態勢を強化するため姫路港から派遣され、8月4日(火)に八代港へ入港した。支援準備は、陸上自衛隊第32普通科連隊を基幹とするPFI船舶支援隊が担当している。

同船では8月5日(水)14時から、被災者を対象とした入浴・休憩支援と、内閣府などと連携した医療支援を開始する予定。今後、準備が整い次第、食事や宿泊の支援にも拡大するとしている。

入浴・休憩施設を利用できる時間は10時から20時までで、1日の乗船定員は300名。利用は無料で、できるだけ多くの被災者が利用できるよう、乗船時間は2時間以内、入浴時間は1時間以内を目安としている。大浴場の定員は男女各20名で、休憩施設ではWi-Fiも利用できる。

8月5日(水)のみ、乗船開始時刻は14時となる。現時点では宿泊や食事の提供は行われないが、飲食物を船内へ持ち込むことはできる。

自家用車で来場する場合は、利用前日の9時から17時までに専用フォームから申し込む必要があり、受付は先着順。予約した時間帯にくまモンポートの利用者用駐車場へ向かい、駐車場から「はくおうII」までは専用バスで移動する。徒歩で船まで移動することはできない。乗船時には、運転免許証やマイナンバーカード、学生証などの本人確認書類が必要となる。

避難所発着のマイクロバスを利用する場合は、対象となる避難所で先着順の引換カードを受け取る。運行する避難所や時間などは各自治体と調整の上で案内され、全ての避難所を発着するものではない。

船内にはタオル、ボディーソープ、シャンプー、ドライヤーなどの入浴用品が用意されるが、数に限りがあるため、可能な場合は持参するよう呼びかけられている。飲料も各自で用意する必要があり、売店は設けられない。介護や介助が必要な利用者は介助者の同行と同時申請が必要で、ペットを連れての乗船はできない。

一方、八代港では「はくおうII」の到着に先立ち、輸送艦「くにさき」と海上自衛隊佐世保入浴支援隊が生活支援を実施している。8月2日は16時から21時まで、八代岸壁でシャワーと浴槽による入浴支援を行ったほか、「くにさき」船内で洗濯、健康相談、充電の各支援を実施。子ども向けのキッズスペースも設けられた。

8月3日と4日は、入浴支援を15時から22時まで実施。「くにさき」船内での洗濯、健康相談、充電支援も継続された。

八代港では、「くにさき」による生活支援に加え、「はくおうII」を活用した支援も開始される予定。利用情報は随時更新される予定で、防衛省や熊本県の案内を事前に確認する必要がある。