
海上自衛隊 第31航空群司令部は2026年7月20日(月)、岩国航空基地所属のMCH-101について、大湊航空基地での飛行後点検で機体部品の紛失を確認したと発表した。部品を紛失したのは、第111航空隊所属のMCH-101「8660」号で、同機では7月8日(水)にも別の機体部品の紛失が確認されている。
同機は7月19日(日)13時3分に大湊飛行場を離陸し、むつ市城ケ沢から洋上へ飛行した後、再び城ケ沢を経由して14時47分に大湊飛行場へ着陸した。飛行高度は約250メートル以下で、陸上部では約150メートルだった。15時30分頃に実施された飛行後点検で、部品の紛失が確認された。
紛失したのは「テールパイロン・カラー・アッセンブリ・フェアリング」で、長さ約20センチ、横約2.5センチ、厚さ約0.5ミリ、重さ約15グラムのアルミ製部品。通常は機体外部から見えない位置にあり、点検時には折損した上部が機体に残っていた一方、下部が完全になくなっていた。海上自衛隊は大湊飛行場内を捜索したものの発見には至らず、飛行経路上の関係機関に通報している。現時点で被害に関する情報はなく、紛失の原因は調査中としている。
「8660」号では、7月8日(水)にも新潟空港から大湊飛行場へ飛行した後、テールローター付近に取り付けられていた「テールギアボックスアクセスカバー」の紛失が確認されていた。紛失したカバーは縦・横約20センチ、重さ約200グラムの強化プラスチック製で、海上自衛隊が原因を調査していた。
山口県や岩国市などで構成する山口県基地関係県市町連絡協議会は7月21日(火)、短期間に同様の事案が連続して発生したことは、基地周辺住民に大きな不安を与え、海上自衛隊の安全対策への不信を招きかねないとして、岩国航空基地に電話で口頭要請を行った。原因の早期究明のほか、機器の点検整備と安全点検の徹底、再発防止を求めたとしている。
情報発表元:海上自衛隊 第31航空群司令部 - 航空機部品の紛失について







