とわだ型補給艦は、海上自衛隊が運用する洋上補給艦の艦級で、旧来の給油艦「はまな」および補給艦「さがみ」に続く大型補給艦として整備された。ネームシップ「とわだ」は1987年に就役し、同型艦として「ときわ」、「はまな」の計3隻が建造された。艦名は日本の湖沼に由来する。
基準排水量は約8,100トン、満載排水量は12,100トンで、全長167メートル、速力22ノット。主機には三井製16V42M-A型ディーゼルエンジンを2基搭載し、航続距離は約10,500海里。補給物資は艦船用軽油や航空燃料、真水、食料、弾薬など多岐にわたる。
設計では耐候性と作業性向上を重視し、高乾舷の遮浪甲板船型を採用。補給作業用には3基の門型ポストが主甲板に配置され、液体とドライカーゴを効率的に移送可能。ヘリコプター甲板も設けられているが、格納庫は持たない。フィンスタビライザーを装備し、航空運用時の安定性にも配慮されている。
自衛装備は控えめで、必要時のみ12.7mm機関銃M2を装備するほか、就役後にMk.137デコイ発射機を装備。また、船内には電動フォークリフトやパレット搬送システムなど効率的な物資管理機構が備えられ、補給作業の迅速化が図られている。