2019年06月27日(木)
海自掃海艇「のとじま」と旭洋海運の貨物船「ジェイケイIII」、広島沖で衝突
06月27日(木)
海自掃海艇「のとじま」と旭洋海運の貨物船「ジェイケイIII」、広島沖で衝突
海上自衛隊は、2019年6月26日(水)夜に、掃海艇「のとじま(MSC-682)」と貨物船が衝突する事故があったと公表した。 事故は6月26日(水)23時59分頃に広島県三原港沖で発生した。「のとじま」と衝突したのは旭洋 …
掃海艇「のとじま(MSC-682)は、海上自衛隊のすがしま型掃海艇の2番艇として建造された中型掃海艇で、艇名は石川県の能登島に由来する。1996年に日立造船神奈川工場で起工され、1999年3月に就役。横須賀や舞鶴を拠点に、多数の訓練や災害対応任務に従事した。
全長54m、基準排水量510トンの非磁性木造船体に、ディーゼル・電動併用のCODOE方式推進機関を搭載。機雷掃討用のPAP-104 Mk.5処分具や、可変深度ソナーTYPE-2093、情報処理装置NAUTIS-Mを装備し、機雷掃討・掃海両任務に対応する先進的な掃海艇として設計された。
就役後は掃海隊群第3掃海隊、第41掃海隊、第44掃海隊などに所属し、東日本大震災への災害派遣、硫黄島や伊勢湾、日向灘での機雷戦訓練・掃討訓練に参加した実績を持つ。2016年には米海軍との共同訓練にも参加し、国際連携にも寄与した。
しかし2019年6月、広島県三原沖で民間貨物船との衝突事故を起こし、損傷が深刻で復旧に11億円超と1年半の修理期間を要する見通しとなったため、費用対効果から修理を断念。2020年6月に除籍された。航行中の見張り不足や操船判断ミスが原因とされ、事故後には関係者が略式起訴されている。
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