画像提供:国土交通省 北海道開発局

北海道開発局と函館市は2026年10月3日(土)、函館港 港町埠頭A岸壁で「令和8年度 函館港大規模地震・津波総合防災訓練」を実施する。関係機関・団体の相互協力体制を確立するとともに、防災の重要性を再認識し、函館港を中心とする地域防災力の強化を図ることを目的とした訓練で、10時30分から約2時間実施される。

訓練は、三陸沖北部を震源とするマグニチュード8.3の地震が発生し、函館市で震度6強を観測、その直後に大津波警報が発表され、最大8.7mの津波が来襲したとの想定で行われる。

船舶を使用する訓練では、津波による港湾施設の被災を想定した「港湾巡視訓練」が実施される。港湾施設に被害がないかを確認するため、船舶による海底調査や目視点検が行われる。

「油防除訓練」では、海上に油が流出した状況を想定し、ヘリコプターによる流出範囲の確認に加え、船舶による放水撹拌や油処理剤の散布、オイルフェンスを用いた回収が実施される予定。

また、「航路啓開訓練」では、津波によってコンテナや木材などが海上へ流れ出し、航路の障害となる状況を想定して実施される。港内にある障害物を特定し、起重機船による漂流物の除去作業や、除去後の海底調査を行う。

「緊急支援物資輸送訓練」では、大規模災害時に孤立した被災者へ食料や生活用品などの支援物資を届けることを想定し、船舶で運ばれてきた緊急支援物資を岸壁で関係機関が連携してトラックへ積み替える。海上自衛隊 函館基地隊や陸上自衛隊第11旅団、函館開発建設部、函館市が参加する。

このほか、津波により被災した漂流者を関係機関が連携して救助する「漂流者捜索・救助訓練」や、岸壁に係留された船舶や荷物の積み上げ・積みおろしが可能かを確認する「被災状況調査訓練」も実施される。

訓練は10時30分から12時10分頃までの予定。実施に伴い、10月2日(金)13時頃から3日(土)13時頃まで、港町ふ頭の一部区域への立ち入りが制限される。



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