画像提供:海上自衛隊

海上自衛隊の練習艦「かしま(TV-3508)」は、2026年7月3日(金)から8日(水)まで、アメリカ・ニューヨーク/ニュージャージー港で開催された「国際観艦式250(International Naval Review 250:INR 250)」に参加した。INR 250は、アメリカ建国250周年を記念してアメリカ海軍が開催した国際的な海事行事で、「かしま」の参加は米海軍側の発表でも明らかにされている。

INR 250には、アメリカの同盟国・友好国の海軍や沿岸警備隊など55カ国の代表団が参加した。米海軍の発表によると、アメリカと各国の海軍艦艇、帆船を合わせて70隻以上が集結したほか、約200機の航空機と約2万人の軍人が参加した。7月4日(土)にはニューヨーク港で艦船パレードと国際航空観閲が実施され、米海軍の曲技飛行隊「ブルーエンジェルス」などが飛行した。

米海軍側の発表で実名が確認できる参加艦艇のうち、観閲艦を務めたのはアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ファラガット(Farragut:DDG-99)」で、観閲官としてJ・D・バンス副大統領が乗艦した。ニューヨーク港には空母「ニミッツ(Nimitz:CVN-68)」と強襲揚陸艦「キアサージ(Kearsarge:LHD-3)」が停泊し、マンハッタンのピア88にはドック型輸送揚陸艦「アーリントン(Arlington:LPD-24))」が接岸した。

アメリカ以外の艦艇では、スペイン海軍の強襲揚陸艦「ファン・カルロス1世(Juan Carlos I:L61)」、ドイツ海軍のフリゲート「ザクセン(Sachsen:F219)」、韓国海軍の駆逐艦「ムンム・デワン(文武大王:DDH-976)」が参加した。米海軍は、海上自衛隊の練習艦「かしま」についても、INR 250に参加した艦艇として個別に紹介している。

開催期間中の7月5日(日)には、米海軍大学校長のダリル・ウォーカー少将が「かしま」に乗艦し、乗艦中の海上自衛隊幹部候補生約200人を対象に講演した。ウォーカー少将は、練習艦隊司令官の東良子海将補の招待を受けて乗艦し、幹部候補生に向けて講話したほか、参加者からの質問にも答えた。

ウォーカー少将は、東海将補が率いる「かしま」の乗員や幹部候補生との交流に謝意を示すとともに、将来、今回参加した幹部候補生が米海軍大学校で学び、日米の海軍種間の協力関係をさらに強化することへの期待を述べた。同日には「かしま」艦上でレセプションも開かれ、米海軍関係者と海上自衛隊員が交流した。


情報発表元:U.S. Naval War College - U.S. Naval War College President Addresses Japan Maritime Self-Defense Force Midshipmen During International Naval Review 250
 
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