2026年05月09日(土)
練習艦かしま・やまぎり、初級幹部を対象とした遠洋練習航海を実施 5月16日から10月24日まで
05月09日(土)
練習艦かしま・やまぎり、初級幹部を対象とした遠洋練習航海を実施 5月16日から10月24日まで
海上自衛隊は、2026年5月16日(土)から10月24日(土)までの期間、初級幹部を対象とした「令和8年度遠洋練習航海」を実施する。 練習航海は、初級幹部に対し、外洋航海を通じて、学校等において修得した知識や技能を実地で …
「かしま(TV-3508)」は、海上自衛隊が保有するかしま型練習艦の1番艦であり、練習艦隊の旗艦を務める。1995年に就役し、練習艦「かとり」の後継として設計・建造された。艦名は茨城県の鹿島神宮に由来し、旧日本海軍の戦艦「鹿島」および練習巡洋艦「鹿島」に次ぐ三代目である。
その設計は教育訓練任務に特化しており、候補生約170名を収容可能な実習員講堂や女性専用居住区、公式儀礼を想定した特別公室などを備える。艦内設備は広く、実習の利便性を高める工夫が随所に施されている。兵装は最小限に抑えられ、76mm速射砲と短魚雷発射管のみを搭載。実弾訓練はCIC内のシミュレーターや随伴艦で行う。
毎年実施される遠洋練習航海では、複数国の港を訪問し、実習幹部に国際的な視野と艦隊行動の基礎を習得させる場となっている。その中には北極圏突入や世界一周、マゼラン海峡通過など、象徴的な航海も含まれ、外洋展開能力と外交的役割の両面を担っている。衛星通信(Starlink)を搭載されている。





