画像提供:ツネイシクラフト&ファシリティーズ

岩手県山田町に所在する造船企業である株式会社ティエフシーやまだ工場では、2021年8月12日(木)、岩手県宮古市にある国指定名勝「浄土ヶ浜」で運航されていた「浄土ヶ浜遊覧船」の復活を目的とした新旅客船の起工式が実施された。

今回起工されたのは、東日本大震災直後の2011年7月にツネイシクラフト&ファシリティーズがティエフシーを設立して以降、11番船となる新造船。宮古市が発注した19総トン型のアルミ合金製旅客船で、軽く横揺れに強い「双胴船型」を採用している。総トン数19トンの双胴船の建造は、ティエフシーでは初となる。

なお新造船の建造費については、宮古市が7月16日(金)から9月30日(木)までの期間、クラウドファンディングサイト「さとふるクラウドファンディング」において資金募集を実施している。2億2,000万円建造費用の1割にあたる2,200万円を目標に寄付を目標としており、8月25日(水)現在、63万円超の寄付が寄せられている。


情報発表元:ツネイシクラフト&ファシリティーズ - 岩手県山田町のティエフシー TF011番船の起工式を実施
 
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