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日本殉職船員顕彰会は2019年8月8日(木)から8月13日(火)までの期間、埼玉県越谷市の越谷コミュニティセンター展示ホールにおいて「第45回戦時徴用船の最期 大久保一郎遺作展」を開催する。

展示は、大阪商船の嘱託画家であった大久保一郎氏が戦時徴用船の遭難の様子を描いた絵画を展示する企画。絵画は、大戦中、大阪商船の社長であった岡田永太郎氏が、次々と沈められていく社船と犠牲となっていく船員に胸を痛め、大久保氏にその様子を残すように命じて描かれたもの。 

当時、生存船員等の証言を基に戦時徴用船の遭難の様子を描いた絵画約80点が制作された。戦後の混乱で所在が不明になったのち、1982年に同社の倉庫から発見され、修正復元できた油彩37点と白黒写真として保存されていた12点が年1回「戦時徴用船の最期 大久保一郎遺作展」として公開されている。

8月の公開では、初日と最終日以外各日10時から18時まで開催され、初日のみ13時開場、最終日のみ15時閉場となる。入場料は無料。


情報発表元:日本殉職船員顕彰会 - 令和元年 第45回戦時徴用船の最期 大久保一郎遺作展について
 
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