
韓国海軍と韓国防衛事業庁は2026年11月3日(火)、慶尚南道巨済市のハンファオーシャン玉浦造船所で、新造潜水艦「徐熙(ソヒ:SS-088)」の進水式を実施したと公表した。
「徐熙」は、韓国が独自に設計・建造を進める3,600トン級ディーゼル潜水艦「張保皐III Batch-II」の2番艦。2025年10月に進水した1番艦「張英実(SS-087)」に続く艦艇で、全長は約89メートル。従来の3,000トン級「張保皐III Batch-I」(島山安昌浩級)と比較して船体が大型化され、兵装や各種装備の搭載能力が拡充されている。
同艦では、戦闘システムやソナーシステムの性能が向上し、遠距離にある複数の目標の識別能力や精密攻撃能力が強化された。また、韓国製のリチウムイオン電池システムを採用し、潜航継続時間や最大速力での航行時間を延長。騒音低減技術や補助推進装置の搭載により、静粛性と生存性の向上も図られている。
艦名の「徐熙」は、高麗時代に契丹との外交交渉で知られる政治家・外交官に由来する。
なお、「徐熙」は今後、試運転などを経て2028年に韓国海軍へ引き渡される予定。








