画像提供:U.S. Navy

アメリカ海軍 第7艦隊は2026年11月1日(日)、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ジョン・ポール・ジョーンズ(John Paul Jones:DDG-53)」が、10月31日(土)にアラビア海で動力を失ったインド船籍の船舶「M/V Mira」を支援したと公表した。乗船していた5人にけがなどはなく、船舶は支援を受けた後、自力で航行を再開した。

発表によると、「ジョン・ポール・ジョーンズ」は10月31日16時頃、遭難信号を受信して対応を開始した。MH-60R「シーホーク」が船舶の位置とインド船籍であることを確認したほか、同じくアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ロス(Ross:DDG-71)」も目視で同船を確認した。

「ジョン・ポール・ジョーンズ」は、ヒンディー語を話す乗員を通じて「M/V Mira」の乗員と連絡を取り、複合艇(RHIB)を派遣。バッテリー、飲料水、交換用のオルタネーターベルトを届けた。これにより船舶の電力が復旧し、安全に航行を再開できる状態となった。

5人の乗員は支援中を通じて無事で、健康状態も良好だった。「M/V Mira」はバッテリーを返却した後、東方向への航行を継続。「ジョン・ポール・ジョーンズ」は、空母「ジョージ・ワシントン」を中心とする空母打撃群での所定の配置に戻った。

「ジョン・ポール・ジョーンズ」は現在、アメリカ第5艦隊の作戦海域に展開しており、中東地域の海洋安全保障と安定確保を目的とした任務に従事している。