
内海造船は2026年10月28日(水)、広島県尾道市の瀬戸田工場で、たをの海運向けに建造中の自動車運搬船「第八東洋丸」の進水式を実施した。
「第八東洋丸」は、乗用車約650台を積載可能な自動車運搬船で、乗用車とトラックを混載する場合は乗用車約583台と中型トラック約30台を積載できる。車両は船尾左舷に設けられたショアランプから乗り込み、船内のランプを経由して各車両甲板へ自走して積載する方式を採用。車両乗込口付近の甲板間高さを確保することで、乗用車に加えトラックの積載にも対応している。
同船は省エネ船型として開発され、船首には張り出しステム形状や、省エネ付加物「STEP(Spray Tearing Plate)」を採用し、波浪中の抵抗低減を図っている。また、横揺れを抑えるアンチローリングタンクのほか、シリング舵、バウスラスタ、スタンスラスタを装備し、出入港や離着桟時の操船性能を向上させている。船尾には船尾波整流板やバルブ付き舵を採用し、推進抵抗の低減も図られている。
「第八東洋丸」の主要寸法は全長約124.30メートル、幅21.20メートル、深さ16.85メートル、満載喫水6.20メートル、総トン数約5,400トン。主機関にはマキタ-三井-Everllence B&W 6S40ME-C9.5型を1基搭載し、連続最大出力は6,720kW、航海速力は約18.0ノットとなっている。
なお、たをの海運と内海造船による同船の導入計画は、国土交通省の特定船舶導入計画として認定されており、2027年3月の竣工が予定されている。








