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防衛省統合幕僚監部は2026年10月30日(金)、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処行動に従事する「派遣海賊対処行動航空隊」の要員交代予定を公表した。今回の交代では、P-1哨戒機を初めて使用した第60次派遣海賊対処行動航空隊が帰国し、新たに鹿屋航空基地の第1航空群を基幹とする第61次派遣海賊対処行動航空隊が派遣される。
第60次派遣海賊対処行動航空隊は、厚木航空基地に所在する第4航空群を基幹として編成され、山﨑塁2等海佐が航空隊司令を務める部隊。2026年8月9日(日)にP-1哨戒機が厚木航空基地を出発し、翌10日(月)に那覇航空基地から国外へ向けて出発した。同部隊は、従来のP-3C哨戒機に代わり、P-1哨戒機を初めてソマリア沖・アデン湾の海賊対処行動に投入した部隊となる。
第60次隊の帰国は、要員が11月28日(土)に民間定期便で成田空港に到着する予定。P-1哨戒機は同日に那覇航空基地へ帰国し、翌29日(日)に厚木航空基地へ到着する計画となっている。
交代する第61次派遣海賊対処行動航空隊は、鹿児島県の鹿屋航空基地に所在する第1航空群を基幹として編成され、谷口崇2等海佐が航空隊司令を務める。P-1哨戒機は11月15日(日)に鹿屋航空基地を出発し、翌16日(月)に那覇航空基地から国外へ向けて出発する予定。要員は同16日(月)に民間航空便で成田空港を出国する計画となっており、P-1哨戒機を使用した海賊対処派遣としては2回目となる。部隊の交代は11月中旬に予定されている。
政府は2025年11月7日(金)、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処行動を2026年11月19日まで1年間延長することを閣議決定。この際、派遣航空隊が使用する固定翼哨戒機を、従来のP-3CからP-1へ変更する方針を示していた。これを受け、2026年8月の第60次隊からP-1の運用が開始され、今回の第61次隊でも引き続きP-1が使用されることとなる。
海上自衛隊は2009年からソマリア沖・アデン湾で海賊対処行動を継続しており、派遣航空隊はジブチを拠点に哨戒機による警戒監視や情報収集、関係機関への情報提供などを実施している。








