画像提供:日本郵船

日本郵船は2026年9月18日(金)、同社が運航する自動車専用船が、ベトナム中部フエ市近郊のチャンメイ港に初寄港したと発表した。今回の寄港は、ベトナムの自動車・バスメーカー「Kim Long Motor Hue Joint Stock Company」が製造する電気バスをタイへ輸出するプロジェクトの一環として実施された。

初回輸送では、Kim Long Motorが製造した電気バスをチャンメイ港で船積みし、タイのレムチャバン港へ輸送する。日本郵船は今後も同プロジェクトでチャンメイ港への継続的な寄港を計画しており、現地の物流事業パートナー「Headway Logistics」も輸送を支援する。

ベトナムの完成車輸送はこれまで、北部のハイフォン港や南部のホーチミン港が中心で、中部地域では実施されていなかった。日本郵船によると、車両輸出を目的とした自動車専用船のベトナム中部への寄港は今回が初の事例となる。

寄港当日には、Kim Long Motor、チャンメイ港、日本郵船の3社による記念セレモニーが開催され、フエ市関係者や物流事業、関係企業の関係者らが出席した。ベトナム中部における新たな自動車物流ルートの開設を祝った。

チャンメイ港はベトナム中部フエ市に位置し、ダナンから北へ約50kmの港湾。コンテナ貨物やドライバルク貨物の取扱設備を備えるほか、大型クルーズ船の寄港地としても利用されている。

日本郵船は今後、Kim Long Motorやチャンメイ港との協力関係を深め、ベトナム中部での完成車輸送サービスを拡充する方針。今回の輸送を踏まえ、完成車に加えて建設機械などの取り扱いについても検討を進めるとしている。



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