
コスタ・クルーズは2026年9月18日(金)、愛知・名古屋2026アジア競技大会で選手・チーム関係者の宿泊施設として使用されているクルーズ客船「コスタ・セレーナ」について、船内設備や運用体制の詳細を公表した。同船では大会期間中、43の国籍の選手・チーム関係者約4,000人を受け入れる。
コスタ・セレーナは9月15日(火)に名古屋港・金城ふ頭へ入港し、翌16日(水)から選手の受け入れを開始した。アジア・オリンピック評議会(OCA)によると、同船は大会の「floating village(海上の選手村)」として活用されており、10月6日(火)まで金城ふ頭に停泊する予定。約11万4,000総トン、全長290.2mで、1,500室の客室を備える。
今回の運用にあたり、コスタ・クルーズはJTB名古屋、愛知・名古屋2026アジア競技大会組織委員会(AINAGOC)と連携し、通常のクルーズとは異なる選手向けの船内環境を整備した。食事時間はクルーズの通常スケジュールではなく、選手のトレーニングや競技時間に合わせて設定。競技ごとの栄養面や食事制限にも対応したメニューが用意されている。
船内のフィットネスエリアも拡張・再整備され、追加のトレーニングスペースを設置したほか、プールやサーマルエリアは選手のリカバリー用として活用されている。医療センターも大会の医療サービスと連携して運用され、船内での診療から大会の医療ネットワークへの引き継ぎまで対応する。
客室は国・地域別ではなく競技別に配置され、柔道や体操を含む18競技の選手団が船内に宿泊する。金城ふ頭からは競技会場へ向かう専用シャトルも運行されるほか、船内には24時間対応の多言語ゲストサービスデスクも設けられている。
愛知・名古屋2026アジア競技大会は9月19日(土)に開幕、10月4日(日)まで開催される。今大会では従来型の選手村を設けず、コスタ・セレーナのほか、名古屋港ガーデンふ頭の「アジア競技大会ヴィレッジ」や愛知県・名古屋市内のホテルなどが選手・関係者の宿泊施設として使用されている。









