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郵船クルーズは2023年1月19日(木)、クルーズ客船「飛鳥II」による「2023年オセアニアグランドクルーズ」について、運航を中止すると公表した。

「2023年オセアニアグランドクルーズ」は、2023年2月10日(金)に東京、2月12日(日)に神戸を出港、サイパンやオーストラリア、ニュージーランド、ニューカレドニア、グアムを巡り、3月21日(火)に横浜へ帰港するクルーズ。

「飛鳥II」では2022年末に、運航設備の一部である電気関係機器に点検を要する事象が発生、これまで定期点検で原因究明と速力回復のための措置が講じられてきた。しかし、推進システム設備メーカーを中心とした関係者との協議を重ねた結果、一定の速力内で運航することの安全性は確認されているものの、現時点では完全な原因特定には至っていないこと、また定期点検中には、速力回復の確証が得られないことが判明、クルーズの運航中止が決定された。

今後の「飛鳥II」の運航計画について郵船クルーズは、1月19日(木)時点では「未定」としており、同船から当該機器を搬出し海外にて再点検を実施、その結果が判明する予定である2月下旬から3月上旬を目途に、決定することが見込まれている。


情報発表元:郵船クルーズ - 【重要なお知らせ】飛鳥II 2023年オセアニアグランドクルーズ運航中止のお知らせ
 
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 船舶 : 飛鳥II
 海運事業者 : 郵船クルーズ