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呉市海事歴史科学館「大和ミュージアム」は、2021年3月10日(水)から7月7日(月)まで、2階ギャラリーでミニ企画展「輸送艦 -呉工廠 量産への道-」を開催している。

同企画展は、太平洋戦争中、呉海軍工廠で研究・建造されたの輸送艦について、建造に携わった造船官の資料や模型を中心に一等輸送艦・二等輸送艦を紹介する企画。具体的には、下記の資料が展示されている。

・第十七号一等輸送艦文鎮
・「一等輸送艦建造ヲ顧ミテ」
・一等輸送艦の進水式で使用された斧
・「第五号輸送艦甲標的進水試験」
・「第百四十九号特設輸送艦　能力試験（第一次）報告」
・「第百一号型特設輸送艦主要性能説明書」
・模型「一等輸送艦」（50分の1）
・模型「二等輸送艦」（50分の1）

なお、大和ミュージアムでは、写真資料のデジタル化と公開を進めており、今回のミニ企画展にあたり、データベースに輸送艦の写真資料が追加された。追加資料の中から、「澎湖諸島で座礁した第二十号一等輸送艦」と「第百四十九号二等輸送艦能力試験」の写真を紹介する特設ページも新たに公開されている。特設ページはミニ企画展の会期中のみの公開となる予定。


情報発表元：大和ミュージアム - ミニ企画展「輸送艦 ―呉工廠 量産への道―」
　
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