DDG-108 ウェイン・E・マイヤー 基本情報 DDG-108 Wayne E. Meyer |
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アメリカ海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ウェイン・E・マイヤー(Wayne E. Meyer:DDG-108」は同級の58番艦で、2009年に就役した。艦名は、イージス戦闘システムの開発を主導し「イージスの父」と称されたウェイン・E・マイヤー海軍少将に由来する。同艦はアメリカ海軍において100番目にAN/SPY-1多機能レーダーを搭載した艦艇でもある。 バス鉄工所にて2007年に起工され、2008年にマイヤー少将の妻アンナ・メイ・マイヤーによって命名・進水。2009年10月10日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで就役し、同年12月にカリフォルニア州サンディエゴを母港として初入港した。2018年にはハワイの真珠湾へ母港変更。 排水量は満載で約9,648トン、全長155.3メートル、最大速力は31ノット。兵装として、5インチ単装砲、CIWS、各種機関砲、Mk.41 VLSによりSM-2、ESSM、トマホーク、VLA対潜ミサイルなどを搭載し、攻撃・防御・対空・対潜にバランスの取れた能力を備える。航空機としてはMH-60Rシーホークを2機搭載可能。 2011年にはジョン・C・ステニス空母打撃群の一員として初の海外展開を行い、以後もアジア太平洋地域を中心に活動。2019年には第7艦隊所属艦として、南シナ海で中国が実効支配する島嶼周辺にて「航行の自由」作戦を実施した。 また、テレビ番組『ディナー:インポッシブル』やドラマ『ザ・ラストシップ』などにも登場。モットーは “One Powerful Legacy(力強き遺産)”。 |
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状態 |
運用中 |
総トン数 |
9200トン |
船種 |
母港 |
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所属 |
艦番号 |
DDG-108 |
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就航日 |
2009年10月10日 |
造船所 |
DDG-108 ウェイン・E・マイヤーのニュース
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