川崎重工業は2020年6月30日(火)、同社神戸工場で建造していた新造ジェットフォイル「セブンアイランド結」を竣工させ、東海汽船へ引き渡した。
「セブンアイランド結」は、現在就航中の「セブンアイランド虹」の代替船として建造されたもので、7月13日(月)から営業運航を開始する計画。同船は、6月30日(火)に東海汽船へ引き渡された後、東京へ回航中で、7月1日(水)夕方に東京港へ初入港する予定となっている。
「セブンアイランド結」は、全長27.4m(水中翼を下げた状態)、型幅8.5m、旅客定員241名。2基のガスタービンエンジン駆動のウォ―タージェット推進機から毎秒3トンの海水を噴射して前進し、前後2枚の水中翼に発生する揚力で海面から浮上することで、最高時速43ノット、約80km以上の超高速航走を実現している。
情報発表元：川崎重工業 - 超高速旅客船「セブンアイランド結(ゆい)」を引き渡し2020/07/01 10:00更新 「セブンアイランド結」東京初入港は、気象条件により、7月1日(水)から7月2日(木)に延期となりました
7/1(水) 本日は低気圧通過に伴う海上不良により、定期航路に欠航が発生しております。本日夕方入港でしたセブンアイランド結は明日７月２日の日中に東京へ入港予定です。
— 東海汽船【公式】 (@tokaikisen) June 30, 2020
【関連ジャンル】 船舶 : セブンアイランド結 海運事業者 : 東海汽船 造船メーカー : 川崎重工業 神戸工場
