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「地球一周の船旅」の企画を行う「ピースボート」は、2019年1月22日(火)、フィンランドのアークテック・ヘルシキンキ造船所で建造し、2020年に就航する予定の「エコシップ」について、当初の予定から2年遅れの2022年3月完成となることを受け入れたことを公表した。

ピースボートを運営するジャパングレイスは、2017年に客船の国際安全基準が見直され、新安全基準への適合に基本設計の大きな変更が必要になったため、建造計画に遅れが生じたと説明している。

同社がアークテック造船所から船の完成時期に顕著な影響が出るとの連絡を受けたのは2018年半ばで、ジャパングレイスは2020年3月完成の遵守を要請、2018年12月、同造船所から完成が2年遅れとなるという結論が提示され、その変更を受け入れるしかないとの判断に至ったとしている。

「エコシップ」の遅れに関しては、2019年1月31日(木)に発売される「週刊文春」で報道・掲載される予定で、ジャパングレイスは、掲載される記事のタイトルにある「計画が座礁」という表現について、「実情を著しくゆがめる表現」と反論し、既に同編集部へ抗議と訂正を書面にて要求したと公表している。


情報発表元:ピースボート - 1月31日発売の週刊文春(2月7日号)に掲載された弊社記事について
 
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 海運事業者 : ピースボート
 造船メーカー : アークテック・ヘルシンキ造船所