画像提供:防衛省

防衛省は2019年11月26日(火)、北朝鮮関連船舶による違法な「瀬取り」行為の疑いがある事象を確認したと公表した。

これは、11月13日(水)未明、海上自衛隊 第14護衛隊所属の護衛艦「せんだい(DE-232)」が確認したもの。北朝鮮船籍タンカー「MU BONG 1(ムボン1)号」(IMO番号:8610461)、と船籍不明の船舶が東シナ海の公海上、上海の東約280kmの沖合で接舷しているところが確認された。

防衛省は、両船舶が横付けした上でホースを接続していたことから、何らかの作業に従事していた可能性があり、総合的に判断した結果、国連安保理決議で禁止されている「瀬取り」を実施していたことが強く疑われるとしている。

なお、船籍不明の船舶は、船尾の船名記載箇所を何かで覆っていたことが確認されている。


情報発表元:防衛省 -北朝鮮関連船舶による違法な洋上での物資の積替えの疑い
 
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 船舶 : DE-232 せんだい
 海運事業者 : 海上自衛隊