
名古屋港管理組合は2026年11月15日(日)、名古屋港の歴史を伝える施設を巡る「名古屋港歴史資源特別見学会」を開催する。名古屋市認定地域建造物資産に登録されている「旧食糧庁サイロ」、「船見閘門」、「10号地灯台」の3施設を見学するもので、参加者20人を募集する。
見学会は9時45分から13時30分まで実施。ガーデンふ頭の名古屋港管理組合本庁舎に集合し、「旧食糧庁サイロ」、「船見閘門」、「10号地灯台」の順に、バスと徒歩で巡る。
「船見閘門」は1927年、貯木場への木材の出入口として設置された閘門で、2基のうち1基が現存する。設計は、国の登録文化財「名古屋港跳上橋」と同じ山本卯太郎が手掛けた。閘門周辺の人造石護岸は2009年に経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されている。
「10号地灯台」は、10号地ふ頭、現在の潮凪ふ頭の完成に伴い1939年に2基が設置された灯台。1984年の改修工事で1基が撤去され、残る1基が南へ移設されて現在の位置に保存されている。第二次世界大戦の空襲による弾痕も残されており、通常は立ち入りできない区域に位置する。
「旧食糧庁サイロ」は1955年、農林省により当時日本では珍しかったスライディング工法で整備された施設。1994年にサイロとしての役割を終えた後、一部が歴史的構造物として保存されている。3施設はいずれも2011年に名古屋市認定地域建造物資産に認定された。
参加費は無料で、募集人数は20人。応募者多数の場合は抽選となる。応募は往復はがきまたはインターネットで受け付け、1グループ4人まで申し込み可能。応募期間は10月1日から23日までで、当選者は10月26日に発表される。
10号地灯台は立入制限区域内にあるため、見学には運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなど顔写真付きの身分証明書が必要となる。また、灯台見学時は全員がヘルメットを着用し、小学生以下はヘルメットを持参する必要がある。荷役状況によって10号地灯台の見学が中止となる場合は、バス車内で動画などを使って紹介される予定。








