
海技教育機構(JMETS)は、航海訓練所との統合10周年を記念した特別版の「御船印」を、2026年度限定で販売する。初回販売は、8月8日(土)と9日(日)に横浜市で開催される「海洋都市 横浜うみ博2026」の会場で実施される。
海技教育機構は2016年に航海訓練所と統合しており、2026年で10周年を迎えた。今回販売される特別版御船印は、航海に用いられる計測器「六分儀」の幾何学的な構造をモチーフとしたデザインとなっている。
六分儀は、天体の高度を測ることで、海上における船の位置や進路を確認するために使用される計測器。特別版御船印には、統合後の10年間にわたって船員教育に取り組んできた歩みと、今後も日本の海運を支えていく決意が表現されている。
「横浜うみ博」での販売時間は、両日とも10時から17時まで。販売は1人1枚に限定される。今後の販売枚数や販売期間については未定となっている。
海技教育機構は、「御船印めぐりプロジェクト」の第77番社として御船印を発行している。従来の御船印には帆船版と汽船版があり、今回、新たに統合10周年を記念した特別版が加わる。
御船印は、神社仏閣の御朱印の船版として、船会社や海事関係団体が独自のデザインを発行するもの。港や船内、関連イベントの会場などで販売され、専用の船印帳に集めながら各地の船を巡る企画として展開されている。
「御船印めぐりプロジェクト」は、日本旅客船協会の公認事業として2021年4月にスタートした。旅客船や観光船の利用促進、発着地の地域経済活性化などを目的としており、参加社は北海道から沖縄まで全国約170社に広がっている。集めた御船印の枚数に応じて称号が認定される「御船印マスター制度」も設けられている。
海技教育機構では、練習船の寄港イベントで設置するブースや、同機構が参加する海事関連イベントの会場で御船印を販売しているほか、船印帳「海王丸」と「日本丸・海王丸」を通信販売で取り扱っている。







