画像提供:ジャパン マリンユナイテッド

ジャパン マリンユナイテッドは2026年7月29日(水)、三重県津市の津事業所で、THETIS MARINE HOLDINGS S.A.向けに建造していたスエズマックスタンカー「NISSOS SANTORINI(ニッソス・サントリーニ)」を竣工、発注者へ引き渡した。

津事業所では、スエズマックスタンカーのトレードにおける世界の主要港湾の入港条件と、市場の最新ニーズを踏まえた最適船型を多数建造してきた。「NISSOS SANTORINI」は、こうした実績を基に、従来建造船から燃費性能をさらに向上させたスエズマックスタンカーに位置付けられている。

同船は、2025年以降の契約船に適用されるEEDI Phase 3を先取りしたほか、NOx Tier IIIに対応する主機関、硫黄分を0.1w%まで低減できるSOxスクラバー、バラスト水処理装置を備えるなど、各種環境規制に対応した。

船体面では、最新の解析技術を用いて推進効率を追求した船型を採用した。JMU独自の省エネデバイス「Super Stream Duct」、「SURF-BULB」、「ALV-Fin」、「T-Rupas」と高効率プロペラの搭載・最適化により、従来船に比べて推進性能の向上と燃費削減を図っている。

また、波浪中の船首抵抗を低減する船首形状「Ax-Bow」と、新騒音規則に配慮した低風圧居住区を採用した。外板には低摩擦塗料を適用し、貨物油タンクとバラストタンクの塗装はIMOのPSPC規則に基づいて防食性能を向上させている。

主要寸法は全長274.30メートル、幅48.00メートル、深さ23.15メートル。総トン数は8万3,500トン、載貨重量は15万8,940トン、航海速力は14.5ノット。主機関はEverllence B&W 7S60ME-C10.6-EGRBP、定員は28人。船級はLRS、船籍はマーシャル諸島となる。



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