
愛知県豊川市の「豊川市桜ヶ丘ミュージアム」は、2026年7月25日(土)から8月16日(日)まで、歴史ミニ企画「豊川海軍工廠展」を開催する。会場は同館1階第5展示室で、開館時間は9時から17時まで、観覧料は無料。休館日は毎週月曜日となる。
豊川海軍工廠は、大日本帝国海軍の兵器の生産を目的として、1939年に宝飯郡豊川町、牛久保町、八幡村にまたがって開庁した。双眼鏡や機銃などを生産し、日本最大の規模で、東洋一の兵器工場ともいわれた。1945年8月7日の米軍B29爆撃機などによる空襲で壊滅的な被害を受け、2,500名以上の人が犠牲となった。
同展は、豊川市の歴史の中でも重要な「豊川海軍工廠と戦争」について知る機会として、毎年夏に開催されている展覧会。豊川市桜ヶ丘ミュージアムは、寄贈と寄託を受けながら歴史、考古、美術の各分野にわたる史資料を収集しており、なかでも豊川海軍工廠に関する史資料群は、同館収蔵品を象徴する柱の一つとなっている。
今回の展示では、同館が50箱余りを収蔵する弾薬箱と信管箱に焦点を当てる。限られた展示空間のなかで紹介の機会が少なかった資料群で、形状、箱書、刻印、材質、使い込んだ痕跡などを通じ、海軍工廠の生産体制と現場の様子を伝える内容となる。展示資料には、八八式信管二型格納筐、二十五粍機銃着発信管四型格納筐、二十五粍機銃演習弾薬包格納筐、九六式信号筒改一格納筐などが含まれる。
関連事業として、8月7日(金)は14時から展示解説が実施される。予約は不要で、当日会場で受け付けられる。定員は35名で、先着順。
情報発表元:豊川市 - 歴史ミニ企画豊川海軍工廠展







