画像提供:防衛省統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部は2024年5月10日(金)、中国人民解放軍海軍の艦艇2隻が与那国島と台湾との間の海域を北進し、東シナ海へ航行したことを確認したと公表した。

航行が確認されたのは5月9日(木)で、12時頃に与那国島の南約70kmの海域を北西進するジャンカイ(江凱)II級フリゲート「常州(549)」、ジャンダオ級小型フリゲート「六安(611)」とみられる計2隻が確認された。これらの艦艇は与那国島と台湾との間の海域を北進し、東シナ海に向けて航行したことも確認されている。なお、2艦は5月5日(日)にも大隈海峡を通航し、太平洋へ進出するところが確認されていた。

海上自衛隊は、護衛艦「やまぎり(DD-152)」のほか、那覇航空基地を拠点とする第5航空群所属のP-3C哨戒機により、警戒監視・情報収集を行った。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について
 
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