画像提供:JAMSTEC

海洋研究開発機構(JAMSTEC)と神戸大学、琉球大学、高知大学、金沢大学は、2022年1月18日(火)、5者が共同で調査研究船「新青丸」を使用して行った種子島沖海底泥火山の調査航海において、メタンハイドレートの採取に成功したと公表した。日本周辺の海域において南海トラフよりも南西の琉球海溝でメタンハイドレートが発見されたのは今回が初。

この研究航海は、東京大学大気海洋研究所の「令和3年度全国共同利用研究航海」として実施され、琉球海溝北部の種子島沖海底泥火山群のうち3つの泥火山で、採水・採泥調査、地球物理探査が行われた。このうち第15泥火山と番号がつけられた泥火山の山頂付近にてピストンコアラーで筒状の堆積物を採取し、「新青丸」船上でコアの中身を確認したところ、海底面から約1mの深さに塊状のメタンハイドレートが約20cmの厚さで入っていることが発見された。

なお、「新青丸」による研究航海は2021年12月28日(火)に和歌山港を出港、2022年1月6日(木)に横須賀港に帰港していた。研究チームは今回の結果を受け、種子島沖の海底にはメタンハイドレートが広く分布している可能性があるとしている。


情報発表元:海洋研究開発機構 - 種子島沖海底泥火山でメタンハイドレートを発見
 
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 船舶 : 新青丸
 海運事業者 : 海洋研究開発機構