©Funeco News

海上自衛隊は、2021年11月10日(水)から2022年3月30日(水)までの日程で、砕氷艦「しらせ(AGB-5003)」による第63次南極地域観測協力を実施する。

今回の南極地域観測協力で「しらせ」は、10月27日(水)に横須賀で出国行事を実施、乗員全員のPCR検査を行った後、11月10日(水)まで横須賀港で停留隔離される。隔離後、11月10日(水)に横須賀から日本を出国、11月24日(水)にオーストラリア・フリーマントルに入港し、11月26日(金)に同地を出港、12月1日(水)頃に南緯55度線を通過後、昭和基地至近のリュツォ・ホルム湾へ到着する予定。往路の輸送人員は70名、輸送物資は約1,160トン。

復路は人員67名、物資約400トンを搭載し南極を出発、トッテン氷河沖を経由し、2022年3月9日(水)頃に南緯55度線を通過、3月14日(月)から3月16日(水)までフリーマントルに寄港し、3月30日(水)に横須賀へ入港する計画。

なお、海上自衛隊は輸送支援のほか、艦上観測支援、基地設営支援なども行う。

※本記事は、当初配信した本文の内容に誤りがあり、後日、記事内容の修正を行なっています。(2021/10/14)


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 砕氷艦「しらせ」による第63次南極地域観測協力について
 
【関連ジャンル】
 船舶 : AGB-5003 しらせ
 海運事業者 : 海上自衛隊