画像提供:三井E&S造船

三井E&S造船は2021年7月21日(水)、同社玉野艦船工場で建造していた66,000重量トン型ばら積み貨物運搬船「ジャル・カルパタル(JAL KALPATARU)」を引き渡した。

「ジャル・カルパタル」は、三井E&S造船の環境対応・低燃費船ラインナップ「neoシリーズ」の幅広浅喫水船型、66,000重量トン型バルクキャリアー「neo66BC」であり、同船型では23隻目の竣工となる。同社建造船としては1,967番船。全長は199.99メートル、総トン数は38,235トン。

なお三井E&S造船は、艦艇事業を三菱重工業へ譲渡するタイミングで、残った商船事業を主な事業とする常石造船へ株式を譲渡する形で資本提携を行う。これにより、今回引き渡された「ジャル・カルパタル」が同社建造の最後の商船となる。今後、三井E&S造船はエンジニアリング事業を柱に、海事産業界の発展に貢献していくとしている。


情報発表元:三井E&S造船 - 66,000重量トン型ばら積み貨物運搬船「ジャル カルパタル」引き渡し
 
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 造船メーカー : 三井E&S造船 玉野艦船工場