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商船三井は2020年9月11日(金)、同社運航の貨物船「WAKASHIO」のモーリシャス沖での燃料油流出事故に関連し、モーリシャスの環境回復・地域貢献に向けた同社の取り組みについて公表、この中で、地域社会・産業への貢献として、商船三井客船のクルーズ船「にっぽん丸」によるモーリシャス寄港クルーズを計画していることを明らかにした。

商船三井は事故発生後、これまでに流出油の回収除去作業に有用な資材など支援物資の提供、輸送を行っており、今回、それらに加え中長期で同社が実施する方針の支援内容が公表された。具体的には、マングローブの植林などを行う「マングローブ保護・育成プロジェクト」のほか、海中サンゴ棚でのサンゴ養殖・移植などを行う「サンゴ礁回復プロジェクト」、海鳥の保護・希少種海鳥の研究、モーリシャス自然環境回復基金の設立などが計画されている。

「にっぽん丸」によるモーリシャス寄港クルーズは、2022年を念頭に計画するとしている。


情報発表元:商船三井 - WAKASHIO号事故に関するモーリシャスの環境回復・地域貢献に向けた当社の取り組みについて ~モーリシャスと共に~
 
【関連ジャンル】
 船舶 : にっぽん丸
 海運事業者 : 商船三井
 海運事業者 : 商船三井クルーズ