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三井E&S造船は2020年2月27日(木)、千葉工場の造船事業を終了すると発表した。同社はこれにあわせ、希望退職者200名を募集する。

三井E&S造船は、千葉工場における造船事業の終了の理由について、中韓・国内造船所との競合関係が厳しさを増していることなどを挙げており、今回、新造商船の建造が大半を占める千葉工場の造船事業を終了し、リソースの再配置を行い、収益性の向上を図っていくことを決定したとしている。千葉工場における新造商船の建造は、既受注船が完工次第、終了される計画で、2020年度第4四半期の予定となっている。事業廃止期日は2021年3月31日となる。

千葉工場に在籍する従業員については、他工場や三井E&Sグループ各社への再配置を中心に検討されているものの、同社は「全従業員の再配置先を確保することは困難」としており、こうした背景から希望退職者が募集される。


情報発表元:三井E&S造船 - 千葉工場における造船事業の終了および希望退職者の募集に関するお知らせ
 
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