画像提供:海上保安庁

第十管区海上保安本部は2019年7月25日(木)、長崎県の男女群島 女島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内において、中国の海洋調査船「業治錚」がワイヤーのようなものを海中に延ばしているを確認したと公表した。

「業治錚」の活動が確認されたのは、女島の西約120キロメートルの海域。海上保安庁はしょう戒中の巡視船で、無線により、「EEZ内におけるの同意を得ない海洋の科学的調査等を実施することは認められない」とする呼びかけを実施した。

「業治錚」が確認されたのは7月25日(木)15時頃だった。その後19時13分頃、同調査船は、女島の西約161キロメートルの日中の地理的中間線を西に向け航過した。今回の行動を受け、外務省も、外交ルートを通じ中国政府に対し抗議したことを明らかにしている。


情報発表元:海上保安庁 - 中国海洋調査船「業治錚(ギョウ ジ ソウ)」の視認について
 
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