さんふらわあ かむい
「さんふらわあ かむい」は、商船三井さんふらわあが運航する日本船籍のフェリー。商船三井フェリー時代の2022年、大洗港と苫小牧港を結ぶ航路の深夜便に使用されていた「さんふらわあ しれとこ」「さんふらわあ だいせつ」の代替船として発注され、内海造船因島工場で建造された。2024年4月11日に進水し、2024年12月25日に竣工、2025年1月21日に大洗発便から就航した。船名の「かむい」は、アイヌ語で神を意味する「カムイ」に由来する。英名は「SUNFLOWER KAMUY」。姉妹船に「さんふらわあ ぴりか」がある。
船体は総トン数15,512トン、全長199.4m、幅28.60m、深さ22.15m、満載喫水6.87mである。機関方式はLNG・ディーゼルで、主機関には三井造船-MAN B&W 12S50ME-C8.5-GIを搭載し、出力は21,240kW、航海速力は24ノット。旅客定員は157名で、車両搭載数は13mトラック155台、乗用車50台である。船舶番号は144676。
本船は、丸みを帯びた船首形状を持つISHIN船型を採用し、船首部には海上技術安全研究所と内海造船が共同開発した省エネ装置STEP(Spray TEaring Plate)を装備する。主機関はLNGと重油に対応する二元燃料低速エンジン1基で、LNG燃料は大洗港および苫小牧港でタンクローリーを介して補給する方式とされた。
船内は一層構造で、客室は大部屋を設けず個室を中心に構成されている。客室にはシングル、バリアフリーシングル、ツイン、バリアフリーツイン、スーペリアウィズペットインサイド、ドライバールームがある。公室として案内所、展望浴場、サウナ、シャワールーム、プロムナード、ショップ、キッズスペース、リラックススペース、ソファ席、自動販売機コーナー、フィットネスルーム、ペットルーム、ドッグラン、ドライバー浴室、ドライバー談話室などを備える。







