
巡視船「しきしま(初代)(PLH-31)」

巡視船「しきしま(PLH-31)」は、海上保安庁が運用したヘリコプター2機搭載型巡視船で、平成元年度補正予算により建造された。当時、長大な航続距離と高い警戒・監視能力を必要とする任務を想定し、石川島播磨重工業東京工場で建造され、1992年4月8日に就役した。就役当初は横浜海上保安部(第三管区)に配属され、2018年には鹿児島海上保安部(第十管区)へ配属替えされている。
本船は、フランスから日本へのプルトニウム海上輸送における護衛任務を主目的として計画され、途中補給を行わない航海を前提に、約2万海里の航続距離を有する設計とされた。船体は全通甲板を備える長船首楼型で、内部構造や船橋周辺には抗堪性や防弾対策が考慮され、設計の詳細は一部非公開とされている。主機はディーゼルエンジン4基で、可変ピッチ・プロペラやフィンスタビライザーを備える。
兵装は35mm連装機銃2基と20mm多銃身機銃2基を装備し、いずれも遠隔操作を基本とする構成であった。また、巡視船としては唯一とされる対空捜索用レーダーを搭載していた点も特徴である。航空艤装では8トン級のAS.332ヘリコプター2機の同時運用が可能で、搭載艇も用途別に複数備えていた。
2024年4月15日、老朽化を理由に解役され、後継として新型「しきしま(PLH-31)」が建造されている。

巡視船「しきしま(PLH-31)」は、海上保安庁が運用したヘリコプター2機搭載型巡視船で、平成元年度補正予算により建造された。当時、長大な航続距離と高い警戒・監視能力を必要とする任務を想定し、石川島播磨重工業東京工場で建造され、1992年4月8日に就役した。就役当初は横浜海上保安部(第三管区)に配属され、2018年には鹿児島海上保安部(第十管区)へ配属替えされている。
本船は、フランスから日本へのプルトニウム海上輸送における護衛任務を主目的として計画され、途中補給を行わない航海を前提に、約2万海里の航続距離を有する設計とされた。船体は全通甲板を備える長船首楼型で、内部構造や船橋周辺には抗堪性や防弾対策が考慮され、設計の詳細は一部非公開とされている。主機はディーゼルエンジン4基で、可変ピッチ・プロペラやフィンスタビライザーを備える。
兵装は35mm連装機銃2基と20mm多銃身機銃2基を装備し、いずれも遠隔操作を基本とする構成であった。また、巡視船としては唯一とされる対空捜索用レーダーを搭載していた点も特徴である。航空艤装では8トン級のAS.332ヘリコプター2機の同時運用が可能で、搭載艇も用途別に複数備えていた。
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