海竜 基本情報 Kairyu |
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東京都港湾局の浚渫船「海竜」は、老朽化したバケット式浚渫船「雲取」の代替として建造され、2011年に竣工した船舶。東京港の航路維持を目的に運用されている。建造はアイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド(IHIMU)が担当し、2011年9月26日に横浜工場にて竣工、同年10月22日の「Port of Tokyo フェスティバル」にて初めて一般公開された。 本船は、船体右舷に設けられたドラグアームを用いたドラグサクション方式を採用し、航行安全を確保するため、東京港に流入・堆積する土砂の効率的な浚渫・運搬・排出を一隻で行う能力を持つ。これにより、従来必要であった押船や多目的支援船の使用が不要となり、作業の効率化と省力化が実現されている。 操船性能に優れ、全旋回型プロペラ(コルトノズル付)2基とバウスラスターの組み合わせにより、その場回頭や接岸時の横移動が容易。また、浚渫作業はシーケンス制御による自動化が図られており、ドラグアームの昇降やポンプ作動、泥槽への積込、排泥、パイプ洗浄といった各工程が効率的に行われる。 全長69.0m、幅14.0m、総トン数1,410トン、最大速力12.1ノット。泥槽容量は約750㎥で、最大29名の乗船が可能。 |
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状態 |
運用中 |
総トン数 |
1410トン |
船種 |
母港 |
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運航会社 |
IMO番号 |
8663731 |
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就航日 |
2011年09月26日 |
MMSI番号 |
431002764 |
造船所 |
信号符字 |
JD3107 |
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公式URL |
海竜のニュース
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