FFG-818 テグ 基本情報 FFG-818 Daegu |
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フリゲート「テグ(大邱:FFG-818)」は大韓民国海軍に所属する大邱級(テグ級)フリゲートの一番艦であり、2016年6月2日に進水、2017年より東海に展開する第1艦隊に配備された。艦名の「大邱」は過去に存在した3200トン級駆逐艦DD-917「大邱」に続くもので、韓国の都市「大邱」に由来している。 この艦はインチョン級フリゲートの発展型である「バッチII」に属し、基準排水量2,800トン、満載排水量3,592トン、全長122メートル、速力は30ノットを誇る。武装としては、5インチ艦砲、20mmファランクスCIWS、SSM-700K海星対艦ミサイル、KVLS垂直発射装置(16セル)を搭載し、うち8セルには海空短距離対空ミサイルが、他の8セルには「紅鮫」対潜ミサイルが装填される。加えて、戦術地上攻撃用短距離ミサイルの開発も進行中である。 探知装備にはLIGネクスワン製SPS-550K AESAレーダーが搭載され、これは米国製GaN素子を用いて国産開発された先進的な3次元アクティブフェーズドアレイレーダーである。また、搭載機としてワイルドキャット哨戒ヘリコプターを1機運用可能。 推進方式には、大韓民国海軍水上艦として初めてCODLOG(Combined Diesel-electric and Gas)方式を採用。これにより、通常時はディーゼル発電機による静粛な航行が可能となり、戦闘時にはガスタービンによる高出力運転が実現する。 |
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状態 |
運用中 |
総トン数 |
2800トン |
船種 |
母港 |
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所属 |
艦番号 |
FFG-818 |
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就航日 |
2018年03月06日 |
造船所 |
FFG-818 テグのニュース
![]() | 米ミサイル駆逐艦「ウィリアム・P・ローレンス」、韓駆逐艦「ユルゴク・イ・イ」などと米韓合同の対特殊作戦訓練を実施2025年05月18日(日)アメリカ海軍と大韓民国海軍は2025年5月8日(水)から5月11日(日)にかけて、海上での共同対特殊作戦訓練を実施したと公表した。 訓練は、海上における戦闘即応態勢の向上および相互運用性の強化を目的として実施されやもの。 … |