DDH-973 ヤン・マンチュン 基本情報 DDH-973_Yang Manchoon |
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駆逐艦「ヤン・マンチュン(楊万春:DDH-973)」は、大韓民国海軍に所属する駆逐艦。広開土大王級駆逐艦の3番艦であり、艦名は高句麗の武将・楊萬春(ヤン・マンチュン)に由来する。楊萬春は7世紀の安市城の戦いで唐の侵攻を撃退した武将として知られる。 同艦は1998年10月に大宇造船海洋で進水し、2000年6月に就役。その後は江原道東海市を拠点とする韓国海軍第1艦隊に配備されており、かつては第2艦隊の旗艦を務めたこともある。 標準排水量は3,200トン、満載で3,885トン。全長135.4メートル、幅14.2メートル、吃水4.2メートルを有し、CODAG方式の推進機構を採用。2基のGE LM2500ガスタービン(計58,200馬力)と2基のディーゼルエンジン(計8,000馬力)により、最大30ノットの速力と4,500海里の航続距離を誇る。乗員は286名。 武装にはハープーン対艦ミサイル発射機、RIM-7シースパロー対空ミサイル、127mm艦砲、30mmCIWS「ゴールキーパー」などを備え、水中兵装としてはMk.46魚雷や324mm魚雷発射管を搭載。各種レーダーやソナー、電子戦装備、化学防護システムに加え、戦術データリンク「KNTDS」や2機のスーパーリンクス哨戒ヘリを運用可能な航空装備も持つ。 |
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状態 |
運用中 |
総トン数 |
3200トン |
船種 |
母港 |
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所属 |
艦番号 |
DDH-973 |
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就航日 |
2000年06月30日 |
造船所 |
DDH-973 ヤン・マンチュンのニュース
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