DDG-42 シドニー 基本情報 DDG-42 HMAS Sydney |
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ミサイル駆逐艦「シドニー(HMAS Sydney:DDG-42)」は、オーストラリア海軍が運用するホバート級駆逐艦の3番艦。シドニー市にちなんで命名された。 スペインのナバンティア社設計によるアルバロ・デ・バサン級フリゲートを基に設計され、ASC社の南オーストラリア州オズボーン造船所で建造された。2015年11月に起工、2018年5月に進水し、コロナ禍の2020年5月に海上で就役式を挙行されている。 全長147.2メートル、満載排水量7,000トンで、推進方式はガスタービンとディーゼルエンジンを併用するCODOG方式を採用。最大速力28ノット以上、航続距離は18ノットで5,000海里を超える。イージス戦闘システムとAN/SPY-1D(V)レーダーを中核とする高性能なセンサー群を備え、対空・対艦・対潜作戦に対応できる。主兵装として、5インチ砲、48セルVLSに搭載されたSM-2ミサイルとESSM、対艦ミサイル「ネイバル・ストライク・ミサイル」などを装備するほか、近接防御用にファランクスCIWSも搭載している。 就役後は各種試験を経て、2024年には環太平洋合同演習(RIMPAC 2024)や「パシフィック・ドラゴン」演習、北朝鮮船の瀬取り海上監視任務「オペレーション・アルゴス」に参加した。 |
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状態 |
運用中 |
総トン数 |
7000トン |
船種 |
母港 |
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所属 |
艦番号 |
DDG-42 |
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就航日 |
2020年05月18日 |
造船所 |
DDG-42 シドニーのニュース
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