アメリカ海軍のミサイル駆逐艦「デューイ(Dewey:DDG-105)」のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の55番艦。
艦名は米西戦争のマニラ湾海戦で名を馳せたジョージ・デューイ提督に由来し、同名艦としては3代目にあたる。2002年に発注され、2006年10月にミシシッピ州パスカグーラのインガルス造船所で起工。2008年1月に進水し、2010年3月6日にカリフォルニア州シールビーチで就役。全長155.3メートル、排水量約9,600トン、乗員は380名。
推進機関にはLM2500ガスタービン4基を搭載し、最大速力は30ノットを超える。兵装には、5インチ単装砲、Mk 41 VLS(垂直発射システム)96セルを装備し、トマホーク巡航ミサイル、SM-2やESSMといった各種ミサイルの運用が可能。さらに、Phalanx CIWSや25mm機関砲、12.7mm機銃、短魚雷発射管を備えるほか、艦載機としてMH-60R哨戒ヘリ2機を搭載可能。2020年には最新のレーザー兵器「Optical Dazzling Interdictor, Navy(ODIN)」も導入された。
第7艦隊・第15駆逐隊に所属し、2021年から横須賀が母港となった。中国の領有権主張に対抗する航行の自由作戦や、フィッツジェラルド衝突事故への支援、マラバール演習など、アジア太平洋地域での活動を展開。2022年・2023年にはバトルE賞を受賞するなどしている。艦のモットーは「Dynamis Ex Cardias(心からの戦う意志)」。