DDG-101 グリッドレイ 基本情報 DDG-101 Gridley |
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アメリカ海軍のミサイル駆逐艦「グリッドレイ(USS Gridley:DDG-101)」は、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の51番艦。 艦名は米西戦争時におけるマニラ湾海戦で「発砲準備でき次第、撃て(You may fire when you are ready)」の命を受けたチャールズ・グリッドレイ艦長に由来する。2004年7月に起工、2007年2月に就役し、太平洋艦隊に所属。母港はワシントン州エバレット海軍基地。 全長155.3メートル、排水量9,648トンを誇り、ガスタービン4基によるCOGAG方式推進機関を備える。最大速力は31ノット、航続距離は20ノットで4,400海里。兵装はトマホーク巡航ミサイル、SM-2地対空ミサイル、ESSM、対潜ロケットVLA、Mk.45 5インチ砲、CIWS、短魚雷発射管など多彩な装備を有し、96セルのMk.41 VLSを搭載。2機のMH-60R哨戒ヘリも運用可能。 イージス戦闘システムに基づく高性能センサー群を備え、AN/SPY-1D(V)多機能レーダーを中心に、対潜・対空・対艦に対応。電子戦装備としてはAN/SLQ-32(V)3やデコイ発射機Mk.36を搭載し、複合的な防衛能力を発揮。C4ISTAR機能も充実している。 2008年に初の海外展開を実施後、カール・ヴィンソン空母打撃群などと複数回の派遣任務を遂行。2022年には環太平洋合同演習(RIMPAC)に参加。安全運航においても高い評価を受け、2022年には海軍長官安全優秀賞(艦艇部門)を受賞している。 |
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状態 |
運用中 |
総トン数 |
9648トン |
船種 |
母港 |
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所属 |
艦番号 |
DDG-101 |
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就航日 |
2007年02月10日 |
造船所 |
DDG-101 グリッドレイのニュース
- 2025年04月20日(日) 米海軍ニミッツ空母打撃群、グアムに入港
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