2026年06月06日(土)
試験艦「あすか」、6月20日に秋田港で一般公開
06月06日(土)
試験艦「あすか」、6月20日に秋田港で一般公開
自衛隊秋田地方協力本部と海上自衛隊は、2026年6月20日(土)、秋田港で海上自衛隊の試験艦「あすか(ASE-6102)」の一般公開を実施する。 会場は秋田港の中島埠頭2号岸壁。公開は午前と午後の2部制で、午前の部は9時 …
試験艦「あすか(ASE-6102)」は、海上自衛隊が保有する試験艦で、1995年に就役。住友重機械工業浦賀造船所で建造され、基準排水量4,250トン、全長151メートルの中型艦である。試験艦としては15年ぶりの新造艦で、艦上装備や新技術の海上試験を担う専用艦として計画され、前級「くりはま」の任務を引き継いだ。艦名は試験艦の命名基準に則り、古代文化の中心地「飛鳥(奈良県明日香村)」に因む。
艦体はソーナー装備を考慮した鋭利な艦首を持ち、COGLAG推進方式(ガスタービンと電動推進の複合)を海自艦で初採用するなど、先進技術の評価を前提に設計されている。最大速力は27ノット。72名の乗員に加え、100名規模の試験要員も乗艦可能な設備が整えられており、ラッタルや照明など艦内構造にも配慮が見られる。
就役以来、各種新装備の試験母艦として数多くの重要な任務に従事。FCS-3(射撃指揮装置)やOPS-48(レーダー)、OQQ-XX/OQQ-21ソナー、07式VLA、12式魚雷、17式艦対艦誘導弾(SSM-2)、さらにはFCネットワーク(共同交戦能力)用アンテナなど、現行海自装備の多くが同艦を通じて実証された。また、2022年にはA-SAM(後の23式艦対空誘導弾)の発射試験を実施。2023年には世界初の艦上レールガン実射試験を行い、次いで高出力レーザー装備の試験も実施された。
災害対応にも参加しており、2011年の東日本大震災では緊急出港し支援活動を展開した。





