332 グスティ・ングラライ 基本情報 332 I Gusti Ngurah Rai |
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インドネシア海軍のフリゲート「グスティ・ングラライ(I Gusti Ngurah Rai:332)」は、オランダのダーメン・シェルデ海軍造船所とインドネシアのPALインドネシア社の共同建造によるマルタディナタ級フリゲートの2番艦で、2018年1月に就役した。全長105.1メートル、基準排水量2,365トンの中型フリゲートで、CODOE方式の推進システムにより最大28ノットの速力と5,000海里の航続距離を持ち、20日以上の洋上任務にも対応可能。 艦名はインドネシア独立戦争の英雄「グスティ・ングラライ」にちなみ、艦のモットーには「最後の一滴の血まで海で戦う」というサンスクリット語の精神が込められている。武装には、76mm速射砲や35mm近接防御砲、20mm機関砲に加え、エグゾセMM40対艦ミサイル8基、MBDA MICA防空ミサイル12セル、324mm魚雷発射管2基を備え、対空・対艦・対潜の各戦闘に対応可能。 電子装備には、タレス製TACTICOS戦闘指揮システムを中核とし、SMART-S Mk2レーダーや各種ソナー、電子戦装置、LINK Y Mk2データリンクなどを装備。さらに艦尾にはヘリコプター甲板と格納庫を備え、AS565パンサー哨戒ヘリ1機を搭載可能。 「グスティ・ングラライ」は2022年の環太平洋合同演習(RIMPAC)やG20バリ・サミットの海上警備など、国際的な任務にも参加している。 |
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状態 |
運用中 |
総トン数 |
2365トン |
船種 |
母港 |
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所属 |
艦番号 |
332 |
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就航日 |
2018年01月10日 |
造船所 |
332 グスティ・ングラライのニュース
![]() | 護衛艦すずなみ、スラバヤ沖でインドネシア海軍フリゲート「グステン・ングラライ」と親善訓練を実施2025年04月18日(金)海上自衛隊とインドネシア海軍は2025年4月12日(土)、インドネシアのスラバヤ沖において日インドネシア親善訓練を実施した。 訓練は「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた連携強化を目的とし、戦術技量の向上や、両者の … |