画像提供:川崎汽船

日本船舶海洋工学会は2019年7月19日(金)、東京・明治記念館で「ふね遺産」の第3回認定式を実施し、日本初の自動車専用船「第十とよた丸」を「ふね遺産」に認定した。

「ふね遺産」認定制度は、日本船舶海洋工学会が創立120周年を機に2017年から実施しているもの。今回から認定基準を変更し、非現存船も認定の対象となった。

「第十とよた丸」は、完成車輸送に特化した日本初の自動車専用船。1970年7月に川崎重工神戸工場で竣工し、川崎汽船が所有していた。同船は復航を空載とすることで、復航貨物の荷待ちや天候によるスケジュール遅延などの課題を解消した。

今回の第3回「ふね遺産」認定式では、「第十とよた丸」のほかにも、東京海洋大学の「雲鷹丸」、「明治丸」など7件の登録があった。


情報発表元:川崎汽船 - 日本初の自動車専用船“第十とよた丸”が「ふね遺産」に認定
 
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