画像提供:三菱重工業

2019年11月27日(水)、東海汽船で2020年6月就航予定である新造客船の3代目「さるびあ丸」が三菱重工業 下関造船所で進水した。三菱重工業は進水式の模様を同社Youtubeチャンネルで公開している。

新造船は、東海汽船が運航している貨客船「さるびあ丸」の代替船として、下関造船所における第1216番船として建造された。下関造船所 江浦工場で行われた進水式では、東海汽船の山﨑潤一社長による命名に続いて、東海汽船の4代目マスコットガールである小池夏海氏よる支綱切断が行われた。

3代目「さるびあ丸」は、長さ約118メートル、幅約17メートル、総トン数約6,200トン、旅客定員1,343人で、貨物コンテナ38個の積載能力があり、約20ノットで航海できる。推進システムには、可変ピッチプロペラ、プロペラが水平方向に360°回転する「アジマス推進器」を装備する。

船のコンセプトは「繋ぐ」で、人と人、街と街、本土と島、過去と未来を結びあわせる「船旅」に対する思いが込められた。


情報発表元:三菱重工業 - 三菱造船 下関で東海汽船向け貨客船の命名・進水式を実施
 
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 船舶 : さるびあ丸(3代)
 海運事業者 : 東海汽船
 造船メーカー : 三菱重工業 下関造船所