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厚生労働省は2020年2月5日(水)、加藤大臣による記者会見を開き、「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客に対し行った新型コロナウイルスの検査結果が判明、10名から陽性反応があったと公表した。

「ダイヤモンド・プリンセス」では、1月20日(月)に横浜港を出発し2月4日(火)に再び横浜港へ戻るクルーズ「初春の東南アジア大航海」を利用していた香港人の男性が、香港で途中下船後に新型コロナウイルスへ感染していること確認され、同船は2月3日(月)夜から大黒ふ頭沖に錨泊、厚生労働省による検疫が行われていた。

今回、陽性反応が出た10名は、海上保安庁の巡視船艇を「ダイヤモンド・プリンセス」へ直接接舷、横浜港へ移送されたのち、神奈川県内の医療機関へ搬送された。

なお、加藤大臣の記者発表によれば、船内に残っている約3,700人の乗客・乗員については、原則14日間、船内に留まってもらうとしている。


情報発表元:厚生労働省 - 加藤大臣会見概要(横浜港で検疫中のクルーズ船内で確認された新型コロナウイルス感染症について)
 
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