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最大長は333m! 横浜に同時寄港した全4隻の概要

今回、横浜港に同時に入港していたクルーズ客船4隻、その乗船定員の合計は1万人を上回る。船の大きさでみても、大黒ふ頭に寄港した「アザマラ・クエスト」を除く3隻はいずれも日本最大のクルーズ客船「飛鳥II」よりも大きい巨客船。最も規模が大きい「MSCスプレンディダ」に至っては、全長333メートルと東京タワーを横倒しにしたのとほぼ同じ大きさだ。

そんな大規模かつ個性豊かな入港船を一隻一隻紹介していこう。



横浜港への寄港回数は100回以上! 常連客の「ダイヤモンド・プリンセス」


▲4月27日(土)の出港時の様子

[船名]ダイヤモンド・プリンセス (Diamond Princess)
[着岸日時]2019年4月27日(土) 06時20分
[出港日時]2019年4月27日(土) 17時00分
[入港場所]大さん橋ふ頭C号岸壁

ダイヤモンド・プリンセスは、アメリカに本社を置く「プリンセス・クルーズ」の客船。総トン数は115,875トン、全長290メートルで、総トン数で見ると今回同時入港した客船の中では2番目の大きさとなる。2015年以降は日本発着クルーズに配船されている影響もあり、横浜港への寄港回数は4隻の中でも突出して多い。2019年2月14日(木)には、通算寄港回数100回を突破した。


メラニア夫人が命名したオシャレな客船「ノルウェージャン・ジュエル」


▲4月27日(土)、山下埠頭に停泊中の様子

[船名]ノルウェージャン・ジュエル (Norwegian Jewel)
[着岸日時]2019年4月27日(土) 06時25分
[出港日時]2019年4月27日(土) 17時05分
[入港場所]山下ふ頭3号岸壁

ノルウィージャン・ジュエルは、アメリカに拠点を置く「ノルウェージャン・クルーズ・ライン」の客船。横浜港には2018年に4月に初寄港、今回の寄港は5回目となる。全長は294.1メートル、総トン数は93,502トン。船名は、アメリカ合衆国のトランプ大統領のメラニア夫人によって命名されている。2019年は5月5日(日)にも寄港する予定。




東京タワーと同じ長さ!? 4隻の中で最大の「MSCスプレンディダ」


▲4月27日(土)、大黒ふ頭に停泊中の様子

[船名]MSCスプレンディダ (MSC Splendida)
[着岸日時]2019年4月26日(金) 05時30分
[出港日時]2019年4月27日(土) 19時20分
[入港場所]大黒ふ頭T-5号岸壁

全長333.3メートル、総トン数13万8千トンと今回同時入港した客船の中ではもっとも巨大な客船となる「MSCスプレンディダ」。横浜港への初入港は2018年4月で、今回の入港は10回目となる。今回の寄港は、沖縄・台湾へ向かうクルーズで運航されたもので、横浜出港後は4月28日(日)に大阪に寄港、以降は基隆、沖縄、鹿児島に寄港し5月6日(月・祝)に再び横浜に戻る予定となっている。

4月14日初入港のニューフェイス! 「アザマラ・クエスト」


▲4月27日(土)、大黒ふ頭に停泊中の様子

[船名]アザマラ・クエスト (Azamara Quest)
[着岸日時]2019年4月27日(土) 06時25分
[出港日時]2019年4月27日(土) 18時30分
[入港場所]大黒ふ頭T-3号岸壁

「アザマラ・クエスト」は、2019年4月14日(日)に横浜に初入港、今回が寄港回数2回目の客船。4隻の中では最もサイズが小さく、全長は181メートル、総トン数は約3万トン。これまでの2回の寄港はいずれも大黒ふ頭に寄港したが、5月11日(土)に予定されている3回目の寄港では、初めて大さん橋ふ頭に着岸する予定。

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情報発表元:横浜市港湾局 - ワールドクラスのクルーズポートに向けて横浜港がさらに飛躍します
 
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