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四国フェリーの子会社である四国急行フェリーは2019年11月11日(月)、宇野/高松航路のフェリー事業について、12月16日(月)から運航休止すると公表した。

四国フェリーの宇野/高松航路は、1956年に貨物定期航路として開始され、1966年からは旅客扱いが開始された。宇野/高松間のいわゆる「宇高航路」、「宇高連絡船」は、1910年に開始された鉄道連絡船にまで遡ることができ、その歴史は109年に及ぶ。

休止の理由について四国急行フェリーは、瀬戸大橋通行料金のETC割引制度が大幅に拡充されたことで輸送数量が激減、売上の減少に歯止めがかからなかったことを挙げている。現在の状態について同社は「業績の悪化が著しいためこれ以上当航路の維持存続が困難な状況」と説明している。


情報発表元:四国フェリー - 高松・宇野航路の運航休止のお知らせ
 
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 海運事業者 : 四国フェリー