画像提供:名村造船所

名村造船所は2026年9月15日(火)、佐賀県の伊万里事業所で建造していた日本郵船向け18万2千トン型ばら積み運搬船「FRONTIER HARMONY(フロンティア・ハーモニー)」を引き渡した。同船は、名村造船所の主力船型である載貨重量18万2千トン型ばら積み運搬船の第6番船となる。

「FRONTIER HARMONY」は、フランスのダンケルク港へ入港可能な最大船型「DUNKIRKMAX」を志向している。全長291.92m、幅45.00m、総トン数94,589総トン、載貨重量182,600重量トンで、主機関にはMAN B&W 7S60ME-C10.6-EGRBP型を1基搭載。定員は25名、船級は日本海事協会(NK)、船籍は日本となっている。

燃費性能の向上に向けて、名村造船所が独自に開発した「Namura flow Control Fin(NCF)」、フィン付き舵「Rudder-Fin」に加え、NCF後流の流場を改善する省エネフィンを採用し、燃料消費量の低減を図っている。主機関と主発電機関には窒素酸化物(NOx)排出3次規制に適合する機種を採用し、エア式船尾管シール装置も装備する。

また、バラスト水管理条約に準拠したバラスト水処理装置を搭載するほか、EEDI(エネルギー効率設計指標)では、基準値比30%以上の削減が必要となる「EEDI Phase 3」を達成している。

このほか、日本郵船、長崎船舶装備、名村造船所の3社連携の取り組みとして、長期航海における乗組員の快適な生活環境を目指し、居室の内装や質感の向上も図られている。



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