画像提供:日本郵船

日本郵船は2026年9月11日(金)、長崎県佐世保市の前畑造船で、建造中の新クルーズ船「AMANE(海音)」の命名・進水式を実施した。

式典には、「AMANE」のトータルデザインを手掛けるワンダーウォールの片山正通代表や、顧客体験設計を担当するタイソンズアンドカンパニー寺田心平代表取締役社長らが出席。日本郵船の伴野拓司専務執行役員が同船を「AMANE」と正式に命名した。船名には、新たな船と同社の思いが「広くあまねく」人々に届くようにとの願いが込められており、「海音」の漢字表記には、穏やかな航海や心地よい海の音が聞こえてくるような情景を表現しているという。

命名後は片山氏による支綱切断が行われ、「AMANE」は船台を滑り出して進水した。今後は内装工事などを経て、2027年3月の竣工、同年5月の就航を予定している。

「AMANE」は、東京湾で運航されているレストランシップ「LADY CRYSTAL(レディクリスタル)」の後継船として建造が進められている。天王洲を拠点とした東京湾クルーズへの投入が予定されており、2027年5月の営業開始が計画されている。なお、船名を「AMANE」とすることは2026年7月6日(月)に日本郵船が公表していた。

また、同船には電動モーター推進システムを採用したハイブリッド型電気推進システムに加え、日本郵船グループ初となる水素燃料電池システムの搭載が計画されている。水素燃料電池システムについては、日本郵船、ヤンマーパワーソリューション、ENEOSの3社が採用に向けた取り組みを進めている。

「AMANE」の主要目は、全長約48.0m、全幅約9.5m、喫水約2.1m、総トン数約480トン。建造は前畑造船が担当している。



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